普茶料理

黄檗宗に伝わる、中国風の精進料理。

はじめに

「普茶(ふちゃ)料理」は、隠元禅師をはじめとする黄檗宗の中国僧が日本にもたらした中国風の精進料理です。精進料理は大きく「高野・永平寺・大徳寺・黄檗」に分かれ、その中で黄檗は植物油を巧みに用いることなどに特色があります。

名称は「普(あまね)く衆に茶を供する」に由来し、行事の協議や法要後の茶礼・謝茶とともに、四季の野菜を供え・下げ・皆でいただくところに本質があります。

普茶料理のイメージ
普茶料理(イメージ/ダミー写真)

由来と意味

  • 語源:「普く多勢の人にお茶を差し上げる」の意。
  • 茶礼:協議や打ち合わせの際、皆で茶をいただき礼を尽くす作法。
  • 謝茶:法要や行事の後、労をねぎらう食事。黄檗ではこれが普茶料理。
  • 本来の姿:佛前の供物を下げ、上下の隔てなく和やかにいただく。
茶礼と謝茶のイメージ

普茶料理の特色

精進の作法と素材

使わないもの

  • 魚・鳥などの動物性の肉類
  • 鰹節・煮干など動物性のダシ
  • にんにく・にら 等(精を強める食材は避ける)

使うダシ・調理の工夫

  • 昆布・椎茸・かんぴょう等の植物性素材
  • 植物油を巧みに活かす中国風の技
  • 季節感を尊び、四季の野菜を中心に構成

心と技:雲片(うんぺん)

雲片(イメージ)

【雲片】は、野菜の切れ端を炒めて餡(あん)でととのえる調理法。材料を余すところなく使い切る、普茶料理の心を象徴する一品です。作り手は細やかな心で手を尽くし、いただく側は感謝の心で受け取る——日常そのものが仏道の修行であることを気づかせてくれます。

献立イメージ

※写真はイメージです。内容は季節・行事により異なります。

ご提供・お問い合わせ

普茶料理は行事や法要の謝茶として扱うのが本来の形です。ご提供の可否・内容は季節や予定によって異なります。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

よくある質問

内容 どんな料理が出ますか?
季節の野菜を中心に、五法・五味・五色を意識した精進料理です。動物性素材は使用しません。
提供形態 個人でも頼めますか?
原則は行事・法要に合わせた謝茶です。個別のご希望は一度ご相談ください。
アレルギー 対応は可能ですか?
可能な範囲で配慮いたします。事前に詳細をお知らせください。
住所
〒802-0025 福岡県北九州市小倉北区寿山町6-26
電話
093-551-0460
お車
JR小倉駅より約15分・北九州都市高速「紫川IC」約10分(駐車可)
バス
最寄り:寿山町 停(徒歩約5分)

ご来訪の皆さまへ

初めてお越しの方は、本堂前の受付にお声掛けください。法要や見学の際は、動きやすい服装で構いません。小さなお子さま連れでもご安心ください。

  • 開門時間:9:00–17:00(行事により変動あり)
  • 駐車場:境内に数台・近隣コインPあり
  • バリアフリー:本堂入口に段差解消スロープ

ご供養・納骨・法要の日程は、お電話またはフォームで承ります。内容が決まっていなくても大丈夫です。スタッフが丁寧にご案内します。

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